【インナードライの見分け方】脂性肌との違いや原因・対策を徹底解説
しっかり保湿をしているのに、なぜか肌がべたついたり乾燥したり、肌トラブルがつきない...そんな悩みを感じている方は、実はインナードライの状態に陥っているかもしれません。脂性肌との見分け方が難しいインナードライですが、誰でもできるインナードライの自己診断方法と原因に迫ります!記事後半では、スキンケアにおけるインナードライの対策をご紹介。
インナードライとは「内側は乾燥しているのに表面は脂っぽい」

インナードライ肌とは、肌の内側が水分不足で乾燥していることが原因で、水分の蒸発を防ごうとして、肌表面に皮脂が過剰に分泌されている状態のこと。
見た目は、脂性肌(オイリー肌)と似ているため、気が付かないまま誤ったスキンケアを続けている人も多いのが特徴です。見分け方が非常に難しい肌状態のため、正しいスキンケアをおこなわないと、肌トラブルを招いてしまう可能性があるでしょう。
ここからは、インナードライの特徴から、自己診断が可能な脂性肌の見分け方を解説していきます。
これがインナードライのサイン!見分け方チェックリスト
インナードライの肌状態は、以下のような肌トラブルを引き起こします。思い当たる節がある方は、インナードライの状態が進んでいる可能性がありますので、症状が悪化しないよう正しいケア方法を習得して早めに対応しましょう。
あなたはいくつ当てはまる?
肌表面はテカリ、べたつきを感じる
目元、口元、頬は乾燥しているのに、Tゾーンは脂っぽい
肌のキメが粗い
毛穴の開きや詰まり、黒ずみが気になる
しっかり保湿をしても、ニキビが繰り返しできる
洗顔直後から肌がつっぱる
ベースメイクのノリが悪く、時間がたつと崩れやすい
洗顔後はインナードライかを見極めるチャンス
インナードライの状態は、脂性肌(オイリー肌)や混合肌との違いを見極めるのは非常に難しいですが、洗顔後の肌状態を観察すれば、自己診断でも見分けがつくでしょう。
▼インナードライの自己診断方法
- 洗顔後、化粧水や美容液など、肌に何もつけない状態で放置する。
- 10分ほど経過したら、頬や額を触ってみる。
▼診断結果
インナードライ肌 | 脂性肌(オイリー肌) | 混合肌 |
顔全体が、洗顔直後からつっぱりを感じ、乾燥している。徐々にテカり始める。 | 顔全体が、洗顔直後からしっとりしている。徐々にベタつき始める。 | とくにTゾーンが、洗顔直後からしっとりしている。目元・口元は、つっぱりを感じる。徐々にべたつく部分と乾燥している部分がはっきりと別れる。 |
インナードライになるおもな4つの原因
インナードライは、肌の乾燥や水分不足を補うために皮脂分泌が過剰になっているので、おもな原因は乾燥。日常生活の些細な行動が積み重なることで肌の乾燥を招き、インナードライに陥ってしまうのです。
【1】肌の保湿不足
【2】紫外線によるダメージ
【3】空気の乾燥
【4】不規則な生活習慣
【1】肌の保湿不足
肌がテカりやすいからといって、保湿を怠っていませんか?水分だけでも油分だけでも、肌の健康状態は保てません。化粧水の水分で潤わせながら、美容液で美容成分をチャージ、乳液・クリームでしっかりフタをしましょう。
💡専属ライターによるPOINT
化粧水は肌なじみの良いものを選び、数回に分けて重ね付けとハンドプレスをしましょう!
【2】紫外線によるダメージ
紫外線は、シミ・そばかすの原因になるだけでなく、肌のバリアを壊してしまう可能性があります。バリアが弱まると、肌は水分を保持できなくなり外からの刺激にも敏感になってしまうので、乾燥しやすい肌状態になります。
💡専属ライターによるPOINT
曇りの日や室内でも紫外線は肌へ吸収されるので、毎日欠かさず紫外線対策をしましょう!
【3】空気の乾燥
外気が乾燥する冬はもちろん、夏もエアコンや扇風機の風によって肌の水分は奪われています。とくに長時間オフィスにいる方は、知らず知らずのうちに乾燥地獄にさらされていることも...。また顔のテカリが気になっても、あぶらとり紙の使いすぎはNGです。皮脂をとりすぎると、さらに乾燥が加速し悪循環になってしまうかもしれません。
💡専属ライターによるPOINT
加湿器を置く、スプレータイプの化粧水を常備するなどして、日中の保湿を心がけましょう!
【4】不規則な生活習慣
栄養バランスの悪い食事や睡眠・運動不足、ストレスなどは、ホルモンバランスを乱し、肌の回復力を低下させ、水分・油分バランスが崩れやすくなることがあります。とくにビタミン類やタンパク質が不足すると、肌のうるおいを保つ力が落ちてしまうことも…。バランスの良い食事と良質な睡眠は、インナービューティーの基本です。
💡専属ライターによるPOINT
内側からのうるおいチャージとして、いつもより多めに水を飲むこともおすすめ!
スキンケアにおけるインナードライの治し方
インナードライの治し方として、丁寧かつ正しいスキンケアは欠かせません。乾燥がキーワードとなるインナードライには、「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分が配合されたスキンケアアイテムがぴったりでしょう。また、クレンジング・洗顔後は、必ず化粧水で水分補給をし、乳液・クリームで水分が蒸発していかないよう、フタをしてください。
クレンジング・洗顔はとにかくやさしく洗う
洗浄力の強いクレンジングや洗顔は、肌への負担が大きくインナードライの方にはおすすめできません。皮脂を落としすぎず、うるおいを保ちながら、汚れを落とせるタイプがおすすめです。
また、こすりすぎなどによる摩擦は乾燥の敵。クレンジングは、程よく厚みのある摩擦が少ないバームやオイルタイプを、洗顔はしっかりと泡立て、泡の弾力で洗いましょう。
【おすすめクレンジング】シカ*クレンジングバーム
\メイク・皮脂汚れをしっとり洗い上げる/
うるおいでしっとり、ふっくら洗い上げるW洗顔不要のmgb skinシカクレンジングバーム。とろける至福のテクスチャーでマッサージしながら、しっとり、やわらかな肌に仕上げます。
*ツボクサエキス(整肌成分)
\正しく使えていますか?/
【初心者必見】クレンジングバームの使い方ガイド|使用する順番・量・乳化方法まで
【おすすめ洗顔】シカ*¹グリーン*²パウダークレンザー
\肌バリアのサポート+うるおいチャージ/
分子サイズの異なる7種類のヒアルロン酸*³が肌を洗いながら、水分で満たしてくれるmgb skinのシカ*¹グリーン*²パウダークレンザー。ふわふわもちもちの泡で洗い上げることで、さっぱりしながらも肌はうるおっている感覚を味わえます。
*¹ツボクサエキス(整肌成分)
*²チャ葉、リョクトウ種子エキス、リョクトウ種子(すべて整肌成分)
*³ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ヒアルロン酸K(すべて保湿成分)
化粧水はさらさらタイプを重ね付けする
インナードライは、まず肌への水分補給が必要になるため、その役割を果たす化粧水選びもと付け方を見直しましょう。刺激を受けやすい状態でもあるので、肌なじみがいいものでさらさらとしたテクスチャーの化粧水を選ぶのがベター。さらに、重ね付けをして肌のキメを整えましょう。
またミストタイプの化粧水なら、日中の乾燥対策にも活躍します。
【おすすめ化粧水】マグワート*ピュアトナー
\ウォーターテクスチャーで肌なじみ◎/
mgb skinのマグワート*ピュアトナーは、デイリーに使うことで、肌をいつも安定したすこやかな状態へ整えます。さらさらとしたテクスチャーなので、重ね付けしやすいのも特徴です。
*カワラヨモギエキス(整肌成分)
\化粧水の重ね付け方法解説/
化粧水の重ね付けで乾燥肌から脱却へ!効果的なやり方を解説します
乳液・クリームは配合成分で選ぶ
化粧水を塗った後は、乳液・クリームで、角質層内のうるおいを逃さないようにフタをするのが鉄則。水分保持力と肌バリアを維持してくれる「セラミド」や「ヒアルロン酸」が配合されたアイテムを選んでみてください。
肌のべたつきを感じやすい方は、油分の少ないクリームを選んだり、朝と夜で使い分けをしたりするのもおすすめです。また、摩擦が起きない程度に量を減らして使用するのも良いでしょう。
【おすすめクリーム】ハイセラクリームライト
\5種のセラミド*が肌バリアをサポート/
mgb skinのハイセラクリームライトは、肌バリアのサポートに必要な5種のセラミド*を配合し、本質的な保湿ケアを叶えます。軽やかな伸び感とみずみずしいテクスチャーで、肌質を問わず使用しやすいです。
*セラミドNP、セラミドNS、セラミドAS、セラミドAP、セラミドEOP(すべて整肌成分)
シートマスクや導入美容液などのスペシャルケアを取り入れる
毎日のスキンケアに加えて、週1~2回のスペシャルケアとしてシートマスクを取り入れることで、インナードライの改善や悪化を防ぐことができるでしょう。シートマスクは、使用直後から肌のうるおいを感じやすいのも特徴です。
また、化粧水の前に使用する導入美容液(ブースター)を取り入れてみるのも効果的。導入美容液は、肌をやわらかくし、後に使用するスキンケアの肌なじみを良くしてくれます。
【おすすめシートマスク】セラミド*¹バリアマスク
\乾いた肌にうるおいを注ぎ込む/
極度の乾燥を感じる肌や保湿が長続きしない肌におすすめなのが、セラミド*¹スキンバリアマスク。セラミド*¹に加えて配合されたヒアルロン酸*²が、敏感に傾きがちな肌をうるおいで満たします。
*¹セラミドNP(整肌成分)
*²スベリヒユエキス、マカデミア種子油、ツボクサエキス、グアバ葉エキス、チャ葉エキス、ハイブリッドローズ花エキス、アスコフィルムノドスムエキス、アロエベラ葉エキス、タチアオイ花エキス、セージ葉エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリーエキス、カミツレ花エキス、レモングラスエキス(すべて整肌成分)
\シートマスクの毎日使いもアリ!/
シートマスクは毎日使う?良くない口コミから効果&正しい使い方まで徹底解説
【おすすめ導入美容液】ハイセラブースター
\うるおいケアの肌なじみをスタートさせる!/
mgb skinの導入美容液ハイセラブースターは、洗顔後、一番最初に使うことで、後のスキンケアを効果的に引き込み、肌なじみや保湿効果を後押ししてくれます。こだわりの心地よいとろみ感のあるテクスチャーは、肌荒れの原因となる乾燥から肌を守ります。
\スキンケアの肌なじみが悪い?そんな時には導入美容液を!/
導入美容液は意味ないって本当?効果や使い方・順番を解説!40代・50代にもおすすめ商品も
日焼け止めは毎日欠かさず塗る
肌の乾燥を招く紫外線から肌を守るために、日焼け止めは必ず塗りましょう。日焼け止めの効果を発揮するのは一定の時間ですので、塗り直しがしやすく、肌への負担ができるだけ少ないものを選ぶ必要があります。
【おすすめ日焼け止め】グロウサンクッション
\塗るたび、うるおい補給/
日焼け止め特有のきしみ感がなく、何度重ねてもみずみずしく仕上がる、mgb skinのグロウサンクッション。スキンケア機能を兼ね備えたクッションタイプの日焼け止めで、日中の肌にうるおい補給しながら、紫外線対策もばっちり叶えます。
\期限切れは肌荒れを起こす可能性あり/
【日焼け止めの使用期限を解説】去年の残りは効果ある...?使用期限が過ぎるとどうなる...?
【Q&A】インナードライの見分け方に関する質問一覧
Q1.インナードライかどうか確かめる方法は?
A1.以下の項目のなかで、いくつか当てはまる場合は、インナードライの可能性が高いです。
✔肌表面はテカリ、べたつきを感じる ✔目元、口元、頬は乾燥しているのに、Tゾーンは脂っぽい ✔肌のキメが粗い ✔毛穴の開きや詰まり、黒ずみが気になる ✔しっかり保湿をしても、ニキビが繰り返しできる ✔洗顔直後から肌がつっぱる ✔ベースメイクのノリが悪く、時間がたつと崩れやすい |
Q2.インナードライ肌と脂性肌の見分け方は?
A2.インナードライの場合は、洗顔直後につっぱりを感じる一方で、脂性肌の場合は、常に皮脂が多く洗顔後もべたつきが残ります。
Q3.インナードライ肌の自己診断方法は?
A3.以下の方法でインナードライかどうか簡単に判断ができます。
①洗顔後、化粧水や美容液など、肌に何もつけない状態で放置する。
②10分ほど経過したら、頬や額を触ってみる。
インナードライの場合:洗顔直後からつっぱりを感じ、乾燥→テカり始める。
脂性肌の場合:洗顔直後はしっとり、徐々にベタつき始める。
インナードライ肌は見極め方と日々のスキンケアがカギ
インナードライは、放っておくとニキビや毛穴の目立ち、化粧崩れなどのトラブルに発展しやすい肌状態。肌質を正しく見極めて、適切なスキンケア習慣にすることで、うるおいと肌バリアの整った肌を目指しましょう!
MEGOOD BEAUTYでは、インナードライの肌にも心地よくアプローチできるスキンケアアイテムを取り揃えています。この機会にぜひチェックしてみてくださいね!
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